腰痛

腰痛イメージ

  • 長時間、座ったり立っていられない
  • 腰の筋肉がいつも張って違和感がある
  • マッサージに行ってもその時だけ軽くなる
  • 前屈みや中腰での作業の時に痛みが走る
  • 猫背など姿勢が悪いと周りから言われる

腰痛の施術腰のつらい痛みや張りは、男性でも女性でも肩こりに次いで2番目に多い不調と言われています。
例えばデスクワークの方や車を運転するドライバーさんなど、座っている時間が長いお仕事の方は、ついつい身体が楽になる姿勢を取ってしまい、気づけば猫背になっていたり、背もたれに寄り掛かった状態になり、腰に負担がかかりやすくなります。

お仕事以外でも、育児や介護で中腰の姿勢が多かったり、重たい荷物を運んだりすると毎日少しずつ、腰の筋肉に負担がかかってしまいます。
ご自身で湿布を貼ったり、ストレッチやマッサージをしたりしていても、一時的に楽になったり、良くなったような気がしますが、それは体の表面の部分がなんとなく効いているように感じているだけです。
腰の痛みの根本的な原因はもっと奥深いところにあるのです。

腰痛の原因はどこにあるの?

年齢や運動不足、体重の増加など様々な要因が考えられますが、姿勢の悪さも関係している事があります。

腰が痛いとついつい、違和感がある部分をかばうような姿勢になり自然と体のバランスも悪くなります。
そして、姿勢が悪いまま日々を過ごしていると身体のあちらこちらに負担がかかってきます。そうすると、身体を支えている筋肉に偏りがでて骨格も歪んでしまい、今まで痛みの無かった膝や足首、股関節などにも負担がかかってくるのです。

当整骨院では、なかなか良くならない腰痛の原因は姿勢が関係しているのではないかと考えております。

どんな姿勢が腰に良くないの?

腰は身体を支えている中心部分であり、要(かなめ)です。漢字にも「要」が使われるぐらいなので重要な事が分かりますね。
では、良くない姿勢とはどういうものなのでしょうか。

・猫背

腰が痛いイラスト猫背は毎日の習慣や、ついついしてしまう癖もとても関係しています。
パソコンなどデスクワークで作業する時に、画面を見ようとして、ついつい顎が前に出ています。
顎が前にでるのは、画面に集中しようと顔だけが前に出て、背骨も前のめりになっていきます。
長時間そのような姿勢になると筋肉が疲れ背中がまるまった状態になり顎だけが前に出た状態になります。

また、イスに長時間座っているとイスに浅く腰を掛け、背もたれに寄り掛かり、足を投げ出したような形になり、腰が丸まったようになります。
また、最近ではスマートフォンをのぞき込むような姿勢も首が前に倒れ、肩が巻き肩になっています。

背中や腰が丸まった状態や巻き肩になると、筋肉が縮こまり血流が滞りさらに腰痛がひどくなります。

・反り腰

妊娠中の女性やヒールの高い靴をはいている女性は、反り腰になりやすいです。
妊娠中は赤ちゃんの成長とともにお腹が重たくなり身体の重心が前に移動し、筋肉、内臓が引っ張られて腰が反った状態になります。
ヒールの高い靴をはくと、前に倒れないようにバランスをとろうと重心が後ろになりますが、足の筋肉や体幹が弱いと腰だけで、なんとかしようとするので反り腰になっていきます。
反り腰になると普通に歩いていても腰の同じところにばかり負担がかかるようになり、ある日、激しい痛みとなり腰痛になるケースがあります。

・どちらか片方に体重をかけている

立っている時や座っている時、鞄を肩にかける時に人は無意識に左右どちらかに重心をかけている事が多いです。片方に重心がかかると筋肉を圧迫し、反対側の筋肉が常に引っ張られている状態になります。
一時的にそうなっても、ふだんからストレッチや、ちゃんとした筋肉がついていれば、元のバランスの良い体に戻りますが、運動不足や体が硬いままでいると偏った筋肉に背骨が引っ張られてしまいます。
背骨の影響を受けやすのが骨盤です。背骨のゆがみから骨盤が本来の正しい位置からずれてしまい腰周辺の痛みとなって現れます。

腰痛 施術法

可動域の確認なお整骨院・整体院は腰のお悩みに対して、じっくりとカウンセリングと検査を行います。
腰が痛いからと言って、そこだけ施術して終わりではありません。
何故なら、腰周りの筋肉だけが問題なのでは無く、姿勢や骨格など身体全体のバランスを正していかない事には何度も、腰痛になってしまうからです。

お話しを伺いながら姿勢を細かく分析します。ご自身では気づきにくい身体のズレや足の長さ、身体がどちらに傾けやすいのか、傾けにくいのかなど入念にチェックします。
分析が終わると、凝り固まった筋肉を手技で丁寧に整えていきます。
腹筋が弱かったり上手に使えていなくて骨をしっかり支えられず腰痛になっている場合もあるので、電気機器でお腹の深いところにある筋肉(インナーマッスル)に刺激を与え筋肉を強化します。
電気機器は運動が苦手な方や他に痛めている部分を使いたくない時には、他の筋肉を痛めずに効率よく鍛えることができるのがメリットです。

腰痛といっても、お1人おひとりの状態は違います。
その方に合った施術内容で筋肉と骨格、この2つのバランスを整えながら上手く身体を使えるようにし、腰にかかっている負担を軽くしていきます。
つらい腰痛の原因を突き止め、きれいな姿勢とスムーズに動かせる身体を一緒に目指しましょう!